キャンプツーリングはハーレーの楽しみ方の一つです。愛車に乗って出かけて焚火をしたり、自然を感じたりとキャンプならではの体験ができますが、雨に注意をしなければなりません。天気予報をしっかりチェックするのは重要なことですが、ゲリラ豪雨や夕立のような突然の雨に見舞われる可能性はどうしてもつきまといます。キャンプを楽しむためにも十分な雨対策を行ってから出発するようにしましょう。
雨対策の基本となるのがレインウェアの着用です。雨に濡れてしまうと運転に集中しづらくなってしまい、体の冷えにもつながってくるので、なるべく耐水性を重視して選ぶのが良いでしょう。濡れやすい前側や水がたまってしまう股の部分の防水性は特に注意します。雨天時では視界が悪くなるので被視認性も必要です。
明るい色のウェアを着用すると他のドライバーから見えやすくなります。
レインウェアを着ていても足や首元から水が侵入してしまいます。足はブーツカバーや防水ブーツを用いるのが良いでしょう。滑り止め加工がされており、風でバタバタとしないものがおすすめです。首元はタオルやバンダナを首に巻いておくと雨が入ってくるのを防げます。また、革のグローブでは水に濡れてしまうと、指先が冷えてバイクの操作に悪影響を与えてしまいます。高い防水性能を持ったレイングローブを着用するようにしましょう。防寒性能も高いとより良いです。
キャンプ時には荷物を持っていくことになりますが、これらが濡れないようにするための対策も欠かせません。荷物は防水バックに入れてしまうのが良い対策です。バッグは2種類持っていくと、濡れてしまったものと濡れてはいけないものを分けることができます。
出発時にバイクカバーを荷物にかぶせる対策もあります。
目的地に着いたらハーレー全体にカバーをかけてしまいましょう。カバーをかけていれば、ハーレー自身も濡れなくなりますし、夜露に濡れてしまうのを防ぐこともできます。